2023年12月、山梨県にある富士吉田市立病院で、人工呼吸器の異常アラームに職員が気づかず
患者が亡くなっていた、という悲しいニュースが流れてきました。
起きてはいけない医療事故。
調べてみると、富士吉田市立病院には、過去にも職員の不祥事がニュースで報道されていたことがわかりました。
この記事では
・富士吉田市立病院の不祥事:医療事故
・富士吉田市立病院には他にも不祥事が
についてまとめてみます。
富士吉田市立病院の不祥事:医療事故で患者が亡くなる
山梨県の富士吉田市立病院は、2023年12月、人工呼吸器のマスクが外れた男性患者が亡くなっていたと発表。
男性患者は30代でコロナで入院しており、人工呼吸器の異常を知らせるアラームが90分も鳴り続けていたにも関わらず、職員が誰も気づかなかったそう。
人工呼吸器のマスクがずれ、呼吸不全で心肺停止状態となった。異常を知らせるアラームに誰も気づかず、心肺蘇生が遅れて死亡したと考えられるという。
引用: ライブドアニュース
亡くなった男性は、遺伝性筋疾患があり、普段から人工呼吸器を装着されていたとのこと。
医療現場の人員不足だったのでしょうか。大変残念な事故に思います。
富士吉田市立病院には他にも不祥事が
男性看護師によるトイレの盗撮
同じく富士吉田市立病院において、30代の男性看護師が、トイレに盗撮目的で小型カメラを設置していた、という報道も。
盗撮目的の小型カメラは、ナースステーション横の共用トイレに設置されており、
職員が見つけて警察に通報したとか。
男性看護師は停職6か月の懲戒処分となりましたが、自ら退職願を提出したようです。
男性看護師が酒気帯び運転で検挙
これまた同病院に勤務していた20代の男性看護師が、飲酒した状態で車を運転し、
酒気帯び運転で警察に検挙されていた、との報道も。
聞き取りに対して「午前0時ごろから午前2時ごろまで甲府市内の飲食店で
ビールとサワーを5、6杯飲んだ。仮眠をとったあとに家に帰ろうとした」と
説明しているということです。
引用:NHK 山梨県のニュース
この事実に対し、富士吉田市立病院の院長は「極めて遺憾で責任を痛感」とコメントしていました。
医師によるパワハラ騒動も?!
2016年に遡る内容ですが、富士吉田市立病院に勤務していた歯科医が「診療拒否」「パワハラ」を行ったとして、富士吉田市が医師を懲戒免職処分にしたという事象が。
しかし、歯科医と当時の院長により、処分取り消しを求め提訴に発展。
4年後に東京高裁判決で、免職処分を取り消す判決が確定したものの、
市側との受け止めにズレが生じ、新たに歯科医が名誉棄損で提訴することに。
歯科医は診察を再開しているものの、両者には蟠りが消えないままのようです。
以上、富士吉田市立病院の不祥事についてまとめました。